ナイジェリアを1-0で下し、オリンピック2連覇を果たしたアルゼンチン代表。バルサのレオ・メッシは北京オリンピック参加を認めてくれたクラブに感謝し、金メダル獲得に喜びを見せた。

「北京でプレーできることを疑ったことはなかった。(オリンピック出場を巡って)いろんなことが言われたし、その多くはデタラメだった。オリンピック参加を認めてくれたクラブに感謝したい」。

 金メダル獲得の喜びとともに、クラブのサポートに感謝の意を表したメッシ。決勝戦は暑さの中で高いレベルのパフォーマンスを見せることはできなかったが、「どんなプレーだろうと関係ない。決勝戦だし、勝たなきゃいけないからね」と振り返り、北京でのアルゼンチンの戦いぶりについては「とても良かった」と評価。特にオランダ戦、ブラジル戦でのチームのパフォーマンスに満足しているとも。

 北京オリンピックは金メダル獲得とともにメッシにとって貴重な経験となった。「仲の良いチームメイトと一緒に過ごし、日に日に結束が高まっていくのを感じた。それに、オリンピック村では世界のトップアスリートと交流する機会もあり、忘れられない思い出となったよ」と北京でのおよそ1ヶ月間をそう振り返ったメッシ。

 オリンピックの日程を終え、24日にバルセロナに帰還する予定のメッシ。26日にはチャンピオンズリーグ予選第2戦が控えているが、第1戦を4-0で勝利を収めているためメッシが起用される可能性は低いだろうが、次はバルサのためにメッシは全力を尽くしていく。

(スペイン通信)