マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督は、今オフの獲得がウワサされていたトッテナムのFWディミタール・ベルバトフの獲得について、「楽観視はできない」と語った。

 昨シーズン、プレミアリーグとチャンピオンズ・リーグの2冠を達成したマンU。リーグ3連覇を目指す今シーズンだが、オフ中の目立った補強は今のところなし。指揮官のファーガソンも、名前は伏せながらも、獲得がウワサされていたベルバトフについて、今オフ中の獲得は断念する考えを示唆している。

「(補強については)あまり楽観できない状況だ。獲得を考えている選手はいるが、今オフ中に実現しない場合でも、引き続き獲得に向けて動き続けるよ」

 プレミアリーグ開幕戦でスタメンから外れるなど、マンU移籍は確実と見られていたベルバトフ。それでも、老将ファーガソンが獲得断念を宣言しただけに、トッテナムにおける立場にも若干の変化がみられる可能性もある。マンU移籍の希望を公言していたブルガリア代表は、いかなる決断を下すのだろうか。