8月19日、イングランド代表のファビオ・カペッロ監督はジョン・テリーを代表の主将に任命することを発表。半年以上にわたって続いたキャプテン論争に終止符が打たれた。

 ライバルのリオ・ファーディナンドに勝ちキャプテンマークを手にしたテリーは「リオからキャプテンの座を取り戻すことができて嬉しいし、とても名誉なことだ。リオが主将有力との声もあったから実は少しショックを受けていたんだ。イングランド代表の主将を務めるのは僕にとって一番重要なことだからね」と喜びを爆発。

 一方、こちらも主将の座を狙っていたファーディナンドは落胆気味だとか。早速カペッロは「リオも主将を務めた時はジョンと同じくらいのパフォーマンスを見せてくれた。私にとっては非常に重要な選手だ」とフォローしている。EURO2008を逃したイングランド代表にとってはワールドカップ出場は絶対事項。秋から始まる予選へ向けて、ファーディナンドのモチベーションが気になるところだ。