アーセナルのDFウィリアム・ギャラスは、今シーズンも引き続き務めることとなったキャプテンの役割について、「学ぶべきことは多い」と語った。

 今年2月のバーミンガム戦で、チームの低調なパフォーマンスについてピッチ上で不満を爆発させたギャラスに対し、そのキャプテンシーに疑問が投げかけられていた。

 それでも、アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、早い段階から今シーズンもフランス代表に引き続きキャプテンを任せると明言。ギャラス本人も、キャプテンとして、更に成長したいと語っている。

「今シーズンもキャプテンを続けることができてうれしい。僕は31歳になったけど、キャプテンとしては、まだまだ学ぶことが多い。昨シーズンは、キャプテンにかかる重圧を楽しむことができた。その経験を活かして、チームのためにベストを尽くしたいと思っている。今シーズンは、もっといい仕事ができると確信しているよ」

 チェルシーから移籍後、もはやアーセナルの顔として欠かせない存在となったギャラス。若手選手が大半を占めるガンナーズにあって、その経験は何物にも代えがたい存在といえる。キャプテンとしての成長を誓った31歳は、周囲の雑音を跳ね返し、チームを頂点に導くつもりのようだ。