チェルシーのMFジョー・コールが、一部メディアが報じた移籍のウワサを完全否定。チェルシーでキャリアを終えたい考えを明らかにした。

 チェルシーとの契約を2年残しているコール。しかし、クラブ側との契約延長交渉が現在ストップしていることから、このイングランド代表が移籍を希望しているとの憶測が流れた。

 しかし、コールはこの報道を否定。交渉を先送りにしていたのは、新監督就任の動向を見守るためとし、クラブ側との話し合いをすぐにでも再開したいと語っている。

「交渉については、一休止といったところさ。もちろん、今年中には解決したいと思っているけど、新しい監督が就任して、新戦力も入ってきたから、時間がなかっただけなんだ。僕はチェルシーに満足しているし、クラブ側も契約を延長したいと言ってくれている。今は自分のプレーに集中したいだけ。ただ、チェルシーでキャリアを終えたいと思っているよ」

 ポーツマスとの開幕戦では、先制点を奪う活躍を見せたコール。チェルシーへの“クラブ愛”を語ったイングランド代表は、「フットボールでは、立ち止まることが許されない」と、更なる進化を明言。昨シーズン、ファンからクラブ最優秀選手に選ばれた男は、ルイス・フェリペ・スコラーリ新監督にとっても欠かせない選手であることは間違いなさそうだ。