ヘタフェ所属のアルゼンチン五輪代表GKオスカル・ウスタリ(22)にとっては悪夢としか言いようがない。16日に行われたオランダとの北京オリンピック準々決勝戦で負傷したウスタリは検査の結果、左膝の靭帯損傷で全治8か月と診断され、リーガ開幕を目の前にして2008-09シーズンのほとんどを棒に降ることになった。

 ウスタリの負傷の原因は他の選手との接触ではなく、芝に足をとられ左膝を痛めたものであるとのこと。

 ウスタリ同様、ショックを受けているのはヘタフェだ。現在、ヘタフェのゴールキーパーはアルゼンチン代表のロベルト・アボンダンシエリとウスタリだけ。ウスタリの8ヶ月の戦線離脱はほぼ1シーズン、彼を戦力として計算できないということでもあり、8月31日のリーガ開幕までの残り2週間のうちにクラブは新たなゴールキーパーを確保しなければならなくなった。また、ヘタフェはアルゼンチン・フットボール連盟に対し補償金を要求するつもりであるようだが、まずはゴールキーパーの補強に素早く動く必要がある。

(スペイン通信)