北京オリンピックに臨んだイタリア五輪代表は、準々決勝でベルギーに敗戦を喫し、メダルはおろかベスト8止まりに終わった。

 チームを率いるピエルルイジ・カジラギ監督は、「言い訳はしない。勝てなかったのはすべて私の責任だ。もっと得点を狙いにいかせるべきだった。私の実力不足の結果と言える」と、受け取りようによっては辞任をも匂わす発言をしている。しかし、イタリアサッカー連盟のアバーテ会長は、あと2年の任期を残すカジラギ監督との契約の履行を希望しており、仮に正式に辞任の表明があっても、全力で留意する構えだ。
 
 果たしてカジラギ監督は辞任するのか。成り行きに注目だ。