2007-08シーズンのリーガチャンピオン、レアル・マドリーとのリーガ開幕戦まで3週間を切った今、デポルティーボのロティーナ監督は選手の人員オーバーに頭を悩ませている。ロティーナ監督は各ポジションに2名の選手を計算しているが、現在ベンチにいるメンバーは34選手。ここから25名まで選手を削っていかなければならない。

 人員オーバー状態となっているのはゴールキーパー、右サイドバック、中盤、フォワードのポジションで、当然ここから選手が放出されることになる。ベネズエラ遠征に帯同せず、ア・コルーニャに残った選手が放出対象となる選手だろう。その一方でアルゼンチン代表DFコロッチーニがニューカッスルへ移籍したためセンターバックの補強も必要となっており、デポルのレンドイロ会長はこの20日間で選手の移籍先探しとセンターバックの補強に奔走することになる。

 デポルにとって人員整理は優先課題となっており、開幕戦に向けロティーナ監督は一刻も早く選手を固めて、チームを作り上げていきたいところだろう。

(スペイン通信)