ポーツマスの凸凹2トップにイングランドの注目が集まっている。高さのピーター・クラウチとスピードのジャーメイン・デフォーの2トップがそれである。先日、各クラブのFWコンビを10点満点で評価したミラー紙は、チェルシーのドログバ&アネルカ、リバプールのトーレス&キーンに次ぐ8という評価を与えている。

 多くの解説者は「相性もいいはず。間違いなく機能する」と声を重ねるが、二人はマンUにPK戦の末敗れたコミュニティシールドでは本領を発揮できず。ポーツマスのアシスタント・マネージャーのジョー・ジョーダンは「もっと2トップをサポートしなければ。昨季は4−5−1が多かったからか、今はまだ今季の4−4−2に戸惑う選手もいる」と語っている。

 同試合ではプレイメーカーの不在が顕著になったポーツマス。この2トップが機能するかどうかは、チーム唯一のパサー、ニコ・クラニチャールの奮起にかかっているかもしれない。