2007-08シーズンはレアル・マドリーの優勝で幕を閉じたが、リーガのシーズン全ゴール数が03-04シーズン以来となる1,000ゴールの大台を突破した。

 今シーズン、リーガ全380試合で生まれたゴール数は1,021ゴール。昨シーズンの942ゴールを79ゴールも上回り、1試合平均ゴール数は2.68という計算になる。全ゴール数が1,000ゴールの大台を超えたのは1,015ゴールの03-04シーズン以来だ。ちなみに、1シーズンの最多ゴール記録は1996-97シーズンの1,271ゴール。ただ、そのシーズンは22チーム制をとっており、全462試合で生まれたものだ。

 1,021ゴールのうち589ゴールがホームで、432ゴールがアウェイで生まれ、外国人選手(EU国籍取得選手も含む)が527ゴール、スペイン人選手が468ゴールをマークした。オウンゴールは26ゴール。また、チーム別では優勝したレアル・マドリーが最多の84ゴールとなった。

 そして、今シーズンのリーガ得点王には27ゴールでマジョルカのスペイン代表FWダニ・グイサが輝いた。スペイン人選手が得点王となるのは01-02シーズンのディエゴ・トリスタン(当時デポルティーボ)以来となる。

 980(04-05シーズン)、936(05-06シーズン)、942(06-07シーズン)と900台に留まった3シーズンを経て、今シーズンは1,000ゴール以上を記録。チームに、そしてファンにその分たくさんの喜びと悔しさをもたらしてきたということだ。フットボールの魅力の一つであるゴール。来シーズンもまた多くのゴール、そして大台越えに期待したい。

(スペイン通信)