日経新聞「あすへの話題」のコーナーで、東芝副社長:川西満氏の「充されし希望」というタイトルのものが以前ありました。
出だしを引用して紹介します。


◆本投稿記事は、毎日更新中のブログ

http://www.zkaiblog.com/histaff/
の話題を元に、本サイトの読者層に合わせた形で修正しております。


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 ホイッティアの誌に「充(みた)されし希望」というのがある。学窓をおえた二人の少女が前途の希望を語り合って、一人は女王になりたい、と言い、一人は広い世界を見たいと言った。数年を経て再開した時、その一人は貧しい人の妻になったが、愛する夫は王様、楽しき家族は民、愛のつとめが私の掟(おきて)で、一家の女王になることができたと言った。
 もう一人は母の病気のために、愛と義務から病室にいるばかりで、そこを出て広い世界を見ることはなかったが、ここに私の本当の世界があると言って二人で手を取り合って感謝したというのである。

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川西氏が不況のどん底で、地方工場の部長に転勤になり、モノを作れない時代に製造部長で単身赴任だなんて…と沈んでいたときに出会った詩だそうです。


全く同じ状況を経験しても、

「こんなハズはない」

と否定的に見る見方と

「なかなかうまくやれたな」

と肯定的に見る見方と、両方が存在するようです。


精神的な幸せが、どちらが上になるか、一目瞭然ですよね。


現状は現状なんです。
納得しないより、受け入れる。
それが幸せの始まりです。

さらにもう1歩。

いまも十分幸せだ。
でも○○ができればもっと幸せになる。
そのために、もっと成長しよう。

ずっとこの気持ちを持ち続ければ、臨終のその場まで、ずっと幸せになること、間違いありません。


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