※写真はイメージです(以下同)
この物価高の中、生活費の足しにとスキマバイトをはじめたライター歴15年、40代の筆者。未経験、無資格ながらも配送業者、食品工場など様々な職種にチャレンジ。いくつかお気に入りの就業先を見つけ、リピートすることも多くなってきました。
その中のひとつが、メディアでも多数紹介される人気スーパーのお総菜売り場です。

◆不親切な案内…なのに「リピーター」が多い謎

以前、食品工場の就業の際に必須で提出を求められた「検便陰性」の証明。このおかげでだいぶ仕事の幅が広がり、さまざまな食品関係の現場に入ることができるようになりました。

この現場もそのうちのひとつ。こなす作業は単純で、定期的に募集はありながらも「検便陰性」のハードルと早朝勤務開始であるおかげで、競争率はさほど高くないようです。

ただ、リピーターが多いようで、今回同じ時間に働いたタイミーさんは「あと数回の勤務で年間の勤務時間制限がかかる(※)」というほどの常連さんでした。※同一企業での年間報酬が28万円になると申込制限がかかります/企業との調整により制限解除も可能。

しかし、リピーターが多いからなのか初勤務の際の案内がどこかぞんざいで……「現場スタッフにタイミーである旨を申告して案内をもらってください」のみ。

まずは従業員入口が見つからずに迷い、やっと搬入口を見つけて潜入できたと思いきや、誰も人がいない! 

◆戸惑いの連続で「最悪」だった第一印象

早朝のため現場にいる人も少なく、ようやく見つけた人も出入りの配送業者だったりと、戸惑いの連続でした。やっと同現場・同時間に働くタイミーさんが現れ、その方に案内してもらえました。

以前勤務したパン工場に比べたら初心者にあまり優しくない現場ですが、それだけ常連が多く「また入りたい」と感じられる現場なのでしょう。そう思わないとやってられないほど、最初の印象は最悪でした。

◆実際に働くと…リピーターが多いのも頷けた!

タイミーさんの案内で迷路のようなバックヤードを通り、現場へ。そこではすでに何人かの社員さん、パートさんが慌ただしくお惣菜を作っていました。与えられた作業は、作られたお惣菜をパック詰め&値付けする仕事です。そのお惣菜のなんとおいしそうなこと!! 

食べ歩きとデパ地下めぐりが趣味で食いしん坊な私は、開始1時間で「絶対買って帰ろう」と心に決めました。周りの方々も優しく明るい方々で、「直雇用で働いてもいいかも……」と思ってしまうほどでした。

できあがったお惣菜やお弁当をどんどんパック詰めする作業と、最後の1時間は掃除作業もありましたが、楽しかったため時間はあっという間。「また来てくださいね!」とパートさん全員から明るく声をかけてもらい、見送られながら現場を後にしました。

あまりにも気持ちよかったので、現場の外に貼ってあった直雇用の方々のシフト表をどんなもんかと眺めたところ、人員はズラッと十分なほど揃っているようです。しかも、皆さん週4〜5日で働いている方ばかり。常連のタイミーさんによると「ここは直雇用のスカウトはしないよ」とのこと。

ちょっとガッカリですが子育てとライター業で希望は週1、頑張っても週2が限界の私にとって直雇用で働くのは無理な現場でした。

◆人手不足だけじゃない「タイミー」を頼む意味を知る

「ではなぜ、人数が十分足りているのにタイミーを頼んでいるのか?」そんな疑問が沸きました。しかし、次の瞬間に見た光景で膝を叩きました。

あるパートさんが事務作業をしている社員さんに「○日、子どもの塾面談が入ったので休ませてください」と話しかけると、社員さんはシフト表を見ずとも「はい、わかりました」とすんなり回答……休みはいとも簡単に許可されていました。