「廃バス部品」をフリマアプリに 徳島市バスが出品【徳島】
老朽化に伴い廃車となったバスの部品が、フリマアプリで出品され、静かな人気を集めています。
一体どんな物が出品されて実際に売れているのか、徳島市交通局を訪ねてきました。
(森本アナウンサー)
「これ、いつ頃使ってた?」
(徳島市交通局 総務課・矢藤正之 係長)
「これがですね、私どもも記憶がないぐらい古い物で」
■廃バス部品をフリマアプリに出品
徳島市交通局は2023年2月から、使われなくなった市バスの機器を、フリマアプリの「メルカリ」で出品しています。
「きっかけは」
(徳島市交通局 総務課・矢藤正之 係長)
「徳島市の方でメルカリShopsが出来たことをきっかけに、市バスの方でもバスならではの商品を出して」
「利用促進につながればと思い、出品させてもらいました」
どんなものが出品されているのか、現在出品中の機器を見せてもらいました。
(森本アナウンサー)
「見たことはある物が多いんですけど、実際何なのかっていうのがあんまり分かってないんですけど、これなんでしょう?」
■「整理券発行器」9,900円
(徳島市交通局 総務課・矢藤正之 係長)
「これはですね、整理券発行器と言いまして、多区間乗られる方が乗車されるときに券を発行する機械」
(森本アナウンサー)
「重いですね」
(徳島市交通局 総務課・矢藤正之 係長)
「かなり重い、重量がある」
(森本アナウンサー)
「これ、今でも使えるんですか」
(徳島市交通局 総務課・矢藤正之 係長)
「今でも使えるかどうかっていうのは、ちょっと確かめてはないんですが、使えないというような体で出品しています」
■「方向幕」11,000円
(森本アナウンサー)
「これは?」
(徳島市交通局 総務課・矢藤正之 係長)
「方向幕になります。デジタル化する前の、巻き上げ式アナログな時代の」
(森本アナウンサー)
「こう巻き上げていくわけ、こういう風に巡回しますよって」
「県庁前から仲之町行って、紺屋町行って、佐古一番町行って、元町、徳島駅こういうふうに巡回しますよ」
(徳島市交通局 総務課・矢藤正之 係長)
「唯一残っているのが、こちらだけになります」
■「運賃表示器」や「つり革ハンドル」も
このほかにも、運賃表示器やつり革ハンドルなど、よく目にするものがいろいろ。
なかには、売れたのがびっくりという品物も。
■「車掌の鞄」 3,300円
(森本アナウンサー)
「これはダメだろうと思ったのに、そんなもの出してるんだ、人気あるんだっていうのは例えばどんな物が」
(徳島市交通局 総務課・矢藤正之 係長)
「これになるんですが、売れないだろうと考えていた。車掌さんが乗っていた時代に使っていた鞄になります」
■使用当時の映像
当時の映像が四国放送に残っていました。
バスの中で車掌が、乗客から集めた運賃や切符を入れるために、このかばんを使っていました。
徳島市交通局が保有するバスは、ほとんどが老朽化しています。
廃車となったバスの活用策を検討する中で始まったこの取り組み。
■売り上げ10万円
販売開始から10月までに12点売れていて、売り上げは10万円ほどですが、今後も広報活動のひとつとして出品を続けたいと話します。
(徳島市交通局 総務課・矢藤正之 係長)
「少しでもバスに興味を持っていただいて見てみたいなとか、乗ってみたいなとちょっとでも思っていただけたらと考えています」
役目を終えたバス機器の出品を通じて、市バスのこれからに向けた取り組みが続きます。
徳島市交通局では今後、今は出品していない市バスの機器についても出品を検討しているとのことです。
