『斗羅大陸 ~7つの光と武魂の謎~』©︎New Classics Television2021

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 シャオ・ジャン主演『斗羅大陸 ~7つの光と武魂の謎~』の本編映像が公開された。

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 中国で最も有名な評価サイト・豆瓣(douban)で、ユーザー評価数ランキング1位を獲得した本作。原作は発行部数1000万セット超えの同名小説で、コミック化、ゲーム化、アニメ化され、それぞれで成功を収めてきた。

 主人公の唐三(タン・サン)を演じるのは、『陳情令』のシャオ・ジャン。本作では主題歌も担当し、純粋で温かい心の持ち主である唐三という役柄を感じられるような歌声を披露。アイドルグループのリードボーカルとしてデビューした彼の新たな一面も垣間見れる。

 そして、仲間や家族を大切にする唐三にとって最も欠かせない存在となるのが、“かわいい顔して喧嘩好き”というギャップを持つ小舞(シャオウー)。小舞を演じたロケットガールズ101のウー・シュエンイーは、K-POPアイドルグループ「宇宙少女」のメンバーとしてデビューし、“ソニ”としても活躍。本作がドラマ初出演となった。

 キャスト陣を支えるスタッフには、アジアフィルムアワードなどで賞を獲得したプロダクションデザインのスン・リーや、『如懿伝 ~紫禁城に散る宿命の王妃~』『ミーユエ -王朝を照らす月-』『空海―KU-KAI―美しき王妃の謎』を手がけた衣装のチェン・トンシュンなどが名を連ねている。

 公開された映像は、仲間である戴沐白(ダイ・ムーバイ)の兄との決闘後の一幕。決闘では、史蘭客学苑の7人が唐三の指揮のもと、お互いの力を巧みに連携させて勝利を収める。しかし、この決闘で小舞は脚を負傷。いち早く異変に気づいた唐三が声をかけると「欧思客(オウ・スーコー)の武魂で体力は戻った。傷も数日でよくなるわ」と小舞は笑顔で返答し、痛みを隠そうとする。唐三は「おぶってやる」と一言だけ言い、小舞を背負う態勢に。その姿は、多くを語らずとも仲間想いで優しく漢らしい唐三のキャラクター性を感じさせるシーンとなっている。

(文=リアルサウンド編集部)