DeNAの東克樹投手

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プロ野球クライマックス・シリーズ(CS)を制したDeNA。日本シリーズ進出での登板が期待される東克樹投手が23日の練習後、意気込みを語りました。

CSファーストステージの阪神戦に先発した東投手は、1点リードで迎えた4回の走塁時に左足を負傷。その後、「左ハムストリングの肉離れ」と診断を受けた東投手は、巨人とのファイナルステージを前に1軍登録を抹消されていました。

巨人に4勝3敗で勝利したDeNA。試合後のビールかけにも参加した東投手は、「あの場はあの場で楽しんで、次に向けてもう始まっている。ずっと夢に浸れる立場ではないので。次は絶対僕も戦力になって日本一を勝ち取って、本当に心の底から楽しみたいと思いました」と悔しさを口にしました。

練習ではキャッチャーを座らせてのブルペン投球を再開するなど、「メンタルと気合い」によって順調なリハビリが行えていることを明かし、「投げることに関しては不安はないです。今日もアジリティの確認もしましたし、いきなり100%で投げるというのは怖さはあるので、段階を踏んで進めていく感じです。(日本シリーズの)登板当日には100%にもってこられるようにプランを立ててやっているので、今は焦ることなくしっかりプラン通りに練習や治療をやっているという感じです」と話しました。

日本シリーズでの復帰へ向けては、「(ファイナルステージで)なにもできなかったので、悔しい思いもしましたし、その分取り返すチャンスをもらえたのでしっかりやろうと思います。プロ野球生活の中で日本シリーズに出られる回数というのも何回あるかわからない中で、もしチームが僕を戦力として必要であれば多少リスクを負ってでも、その中で100%を出せるように心がけています」と意気込みました。