朝井リョウ『生殖記』発売たちまち重版決定！ 『正欲』以来3年半ぶりの新作長篇

　10月2日に小学館より刊行された作家・朝井リョウの新作長篇小説『生殖記』。発売直後から大きな反響を呼び、本作の重版が決定した。

【写真】タイトル部分にホログラム箔をあしらったカバーにも注目

　2021年に刊行された前作『正欲』は発売直後から「読む前の自分には戻れない」と口コミが広がり、話題沸騰。第34回柴田錬三郎賞受賞、ダ・ヴィンチプラチナ本OF THE YEAR 2021年選出、本屋大賞ノミネートと各文学賞を席巻しました。さらに2023年、稲垣吾郎・新垣結衣の共演で映画化、累計50万部を突破するベストセラーになっている。

　『正欲』以来3年半ぶりの新作長篇となる『生殖記』は2022年～2023年にかけて北海道新聞、河北新報、東京・中日新聞、西日本新聞にて連載されていた作品。ただ本書の刊行に際し大幅な加筆修正が行われている。

　本書のカバーはタイトル部分にホログラム箔をあしらい、光の加減で表情の変わる特別仕様。発売を記念した特設サイトでは冒頭試し読み、声優・津田健次郎がナレーションを務める発売記念TVCM、推薦コメント、書店員から寄せられた熱い感想の数々も公開中だ。

（文＝リアルサウンド ブック編集部）