ダウンタウン・松本人志

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 お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が自身の女性を巡る報道で、週刊文春の発行元である文藝春秋などに対して損害賠償などを求めた民事訴訟で、延期されていた2回目の弁論準備手続きが11月11日に非公開で行われることが8日、分かった。松本の代理人を務める田代政弘弁護士が代表を務める法律事務所がデイリースポーツの取材に回答した。

 もともと8月14日に開催される予定だったが、文春側の喜田村洋一弁護士はデイリースポーツの取材に対し「裁判所が決定したんです」と東京地裁からの提案だったと明かしていた。次回期日は未定となっていたが、約3カ月の間隔が空いて開催される運びとなった。

 裁判の弁論準備手続きは争点と証拠の整理をするために行われる。

 松本側による、松本からの被害を訴えるA子さんらの素性の特定といった要求には応じずにいた喜田村氏は、8月に予定されていた弁論準備手続きの当日に「証拠は20個ほど提出した」と明言していた。田代氏は6月の弁論準備手続き後には、文春側からこの日までに「具体的な主張と証拠を全て出す」と申し入れがあったと話していた。

 またA子さんの特定による裁判の影響について喜田村氏は「特定はいずれはするでしょうからね、ちょっと今はどうなるか分かんない」としつつ、A子さんらの出廷の可能性は「それはあるでしょうね」と即答。そして「こちらは負けるはずがない。だって事実だもん」と自信も口にしていた。