元木大介氏

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 5日放送のフジテレビ「ジャンクSPORTS」では、「プロ野球の指導者はツラいよ! 前編」が放送された。

 田淵幸一氏と、ダイエー監督時代の1989年ドラフトで1位指名するも入団拒否した因縁がある元木大介氏が初共演。佐久間みなみアナウンサーが「ただならぬ因縁」と紹介し「元木さんからの強い希望で、席が(田淵氏から)一番遠いところに」と説明。田淵氏が隣席を指さして「ほんとは、お前ここだぞ!」と怒声を飛ばして、爆笑が起こった。

 元木氏がテレビ共演は「初めてです」とし、逃げていたのかと聞かれると「近づくとご迷惑かけると思って、あえて離れてます」と返すと、田淵氏が「裏切りもんや!!私の人生狂わしたの、こいつだよ!」と笑わせた。

 田淵氏は「憧れの監督デビューが元木のせいで台無し」と訴え、浜田雅功が大喜び。

 田淵氏は当時、元木氏を「いい選手だし、性格もよさそうで、中心選手になって、コーチ、監督もできるタイプ」と見込み、「スカウトに絶対元木を獲れと言ったら、大丈夫ですと言われた」と明かした。

 「元木来るんだなあ、よかったなあ」と思っていたが、「ドラフト終わってテレビ見たら元木入団拒否!お前、裏切り者だ!」と再び元木氏を指さして抗議。元木氏は「いや〜帰りたいっすね」と笑わせた。

 元木氏は、かつて幼少時は南海ホークス傘下の少年野球チームに所属していたため、ホークス選手や裏方スタッフも知っており、ホークスに指名され「つらいのとうれしいのが半々」と明かした。しかし「いろいろ人と会っていくうちに、なんか、もうだめだなって思って、おことわりをさせていただいて…」と語った。

 ここで田淵氏が「大介、なんで来たくなかった?これを聞きたかった」と突っ込むと、元木氏が「ここで言うんですか!?」と笑わせた。

 浜田が「いまやったら、もう」と促すと、元木氏が「いまでも言えないくらいの」と言い、その後にぶっちゃけトークに入ったもようで、元木氏と田淵氏の応答が全部「ピー音」で伏せられ、最後に田淵氏が、納得なのかお怒りなのか、右手で左手をチョップする仕草をみせ、浜田が「あとはお二人で」と制して、爆笑が起こっていた。