パドレス・ダルビッシュ有(写真=GettyImages)

写真拡大

 パドレスのダルビッシュ有投手(38)が現地時間6日、ドジャースとの地区シリーズ第2戦に先発登板。7回1失点の好投でドジャース打線を封じ込んだ。

 地区シリーズ第2戦の先発を任されたダルビッシュ有は初回、2番・ベッツに左翼スタンドへ本塁打性の打球を打たれるも、レフト・プロファーがフェンスに体を乗り出しホームランキャッチを見せ、3者凡退の好スタート。2回は2本のヒットをきっかけに無死満塁のピンチを背負うも、なんとかラックスの犠飛の1点のみに凌いだ。

 3回・4回と三者凡退に抑え、5回は二死二塁とされるもロハスを右飛に打ち取り、得点を与えず。6回は先頭の大谷翔平を緩いカーブで投ゴロに抑え、その後のベッツ、キケ・ヘルナンデスも打ち取り3人斬り。

 7回のマウンドにも上がったダルビッシュだったが、イニングが始まる直前に観客がボールを投げ込むなど、試合が約10分間の中断。しかしダルビッシュは動じることなく7回も無失点で投げ切り、ここでお役御免。7回82球、3安打3奪三振、1失点と圧巻の投球を見せ、勝利投手の権利を持って降板となった。