秋の関東高校野球群馬県予選は5日に準決勝2試合が行われ、関東大会出場をかけ、ベスト4が激突しました。

準決勝の第1試合は、ベスト4進出が25年ぶりの東農大二と33年ぶりの利根商の対戦です。

ゲームが動いたのは、中盤4回。1点を先制した農二は、2ベースヒットで出塁したランナーを3塁まで進め、6番・半杭。センターにはじき返し、1点を追加します。さらに内野ゴロなどの間に再びランナー3塁とし、8番・山田がレフト前にタイムリーヒット。この回3点目をあげます。

3回まで農二の先発・山田にヒット1本に抑えられていた利根商はその裏、2ベースヒットで出塁したランナーを3塁まで進め、反撃のチャンス。1アウト後、打席には4番・中林。ここで3球目をスクイズ。すぐさま1点を返します。

それでも農二は続く5回、フォアボールとヒットで出塁したランナーを3塁と2塁に置き、5番・飯塚のスクイズなどで2点を奪い、5対1とリードを広げます。

9回表にも1点を失い5点を追いかける利根商は9回裏、ヒットなどで出塁したランナーを2アウトながら3塁1塁に置き、代打・小林。小林の今大会初ヒットがタイムリー。1点を返します。しかし1番・黒田は三振に倒れゲームセット。東農大二が6対2で粘る利根商を下し、33年ぶりの関東大会出場を決めました。

なお、準決勝の第2試合は、健大高崎が7対0で前橋育英に7回コールド勝ちをおさめ、関東切符を掴みました。

決勝戦は6日10時プレーボール予定です。