教え子が外に出て2人きりになると…卓球・中国出身の有名プロ選手「母親にわいせつ疑惑」驚きの言い分

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「今から見学に来ませんか」

男性が教え子の母親を電話で呼び出したのは、猛暑がいくぶん和らぎだした夕刻だった。子どもがランニングのため外に出て2人きりになると、男性は母親の身体に手を伸ばしたという――。

8月20日、埼玉県警蕨署は不同意わいせつの疑いで同県戸田市に住む小西海偉(かいい)容疑者(43)を逮捕した。小西容疑者は、卓球界では有名なプロ選手。自身が教える卓球スクールで、40代女性の身体を触ったとされる。

「小西容疑者は中国東北部・河北省の出身で、宋海偉として7歳の時に卓球を始めました。高校1年の時に来日し、スポーツの強豪校・青森山田高へ入学。’04年からの全日本卓球選手権で連覇し、’10年の世界選手権では男子団体のメンバーとして銅メダルを獲得した卓球界では知らない人のいない名選手です。

’04年に日本へ帰化すると、’10年にシドニー五輪女子卓球代表の小西杏さんと結婚します。当時は『卓球界のビッグカップル』と話題に。結婚をキッカケに小西海偉に改名しました。杏さんは’14年に埼玉県戸田市内で、中国語で『未来』を意味する卓球スクール『WEILAI』をオープン。逮捕容疑の事件は『WEILAI』内で起きました」(全国紙社会部記者)

指導者用スペースで……

『WEILAI』はトップアスリートが直接指導するスクールとして、他県からも生徒が通う評判の良い卓球教室だった。だが、トラブルは8月7日夕方5時過ぎから5時半ごろに発生した。

「小西容疑者が、電話で教え子の母親Aさんを『見学に来ませんか』と呼び出します。子どもがランニングで外出し2人きりになると、小西容疑者はスクール内の指導者用スペースでAさんにわいせつな行為をしたとか。悩んだAさんは2日後の8月9日に『子どもが通う卓球スクールで身体を触られた』と警察へ相談。関係者の供述などから、小西容疑者の逮捕にいたりました」(同前)

警察の調べに対し小西容疑者は、次のような驚きの言い分でわいせつ目的の犯行を否定しているという。

「マッサージのため女性の身体を触りました」

8月21日朝9時すぎ、本誌カメラマンは小西容疑者の送検を撮影。護送車の後部座席で口を真一文字に結び、表情からは諦念に至ったような様子がうかがえる。真っすぐ前を向き、報道陣から顔を隠すようなことはなかった。警察は事件の詳しい経緯について捜査を進めている。