今季のチェルシーの注目選手の1人であるラヴィア photo/Getty Images

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今夏も積極的な補強を行い、大きな注目を集めているチェルシー。開幕戦はマンチェスター・シティに0-2で敗戦したものの、MFロメオ・ラヴィア(20)は手応えを感じているようだ。

結果的に王者シティに2点差をつけられ、完敗を喫したチェルシーだが、内容的に悪い面ばかりではなかった。チャンスは作ることができていたし、今後の期待感を抱かせるシーンも随所に見せていたが、ラヴィアも同じように感じていたという。

「この試合から得られるポジティブな点はたくさんある。我々は多くのチャンスがあった。トップに立つチャンスがあったと感じていたが、それは実現しなかった。彼らは的確だったが、我々には時々逆転するチャンスがあった。強いチームと対戦するときは、こういうことが起きる可能性があるとわかっている」

「そこから学ぶことが大事だ。まだ今シーズンの最初の試合だ。シーズンには38試合ある。ご覧の通り、何かが育っている。ピッチ上で間違いなく見ることができる。もちろん、今日の試合では結果が思うようにいかなかったが、今の私たちのプレイや状況は、まさに私たちが望んでいたものだと思う。良いところを活かし、次の試合に焦点を当てていく。我々は非常にうまくやっており、チーム内の雰囲気も最高だ。全員が同じ方向に向かっている。残りのシーズンが楽しみだ」(『Mirror』より)

昨夏にチェルシーに加入したラヴィアは怪我の影響で、昨シーズンプレイは32分に留まった。ラヴィアにとっても今シーズンは勝負の1年となるが、開幕戦でのパフォーマンスは今後の活躍を期待させるものであり、エンツォ・マレスカ新監督の下ではチームの核となるだろう。

現在、余剰戦力の売却などで何かと話題となっているチェルシーだが、新監督と新戦力を迎えた今シーズン、どのような成長を遂げるのか、注目だ。