バイエルンのGKマヌエル・ノイアー(38)が21日、自身のインスタグラム(@manuelneuer)でドイツ代表からの引退を表明した。

 ノイアーは「僕を知る人なら誰でも、この決断を軽々しく下したわけではないことを分かっているだろう。フィジカル的にはとても調子がいいし、もちろん、2026年にアメリカ、カナダ、メキシコで開催されるワールドカップも魅力的だった。それでも、家族や友人と何度も集中的に長い時間をかけて話し合った結果、今が代表チームでの活動を終えるのに適切な時期であるという決断に至った」と説明し、以下のように続けている。

「今日振り返ってみて、誇りと感謝の気持ちでいっぱいだ! 2014年7月13日に僕たちは大きな夢を叶え、ブラジルでともに世界チャンピオンになれたのだから。怪我をするまでの7年間、計61試合でキャプテンとしてドイツ代表チームを率いることができた。いつも感謝している栄誉だ」

「残念ながらタイトルには届かなかったものの、ホームで戦った今年のEUROもハイライトだった。どの瞬間も、国全体が特別な幸福感と連帯感に包まれているのを感じた。これからもそうあり続けよう!」

「2009年6月2日の代表デビュー以来、僕を支えてくれた全てのスタッフ、監督、コーチ、チームメイトに感謝する! そして、何年にもわたってサポートしてくれた親愛なるファンのみんなに特に感謝したいと思う。代表チームのユニフォームを着るのが大好きだった。ありがとう!」

 ノイアーは2009年6月に代表デビューを果たし、国際Aマッチ通算124試合に出場。4度のW杯とEUROを経験し、2014年のブラジルW杯では母国の優勝に大きく貢献した。