【「ギークス」初回】「松岡茉優のムダ遣い」辛辣評も“隣人”白洲迅の存在が視聴者を吸引!

写真拡大

 松岡茉優主演ドラマ「ギークス〜警察署の変人たち〜」(フジテレビ系)が7月4日からスタートし、世帯平均視聴率は6.1%だった。

 題名の「ギークス」とは米語のスラングで「GEEK」。意味は様々あるが、今作では自分が好きなジャンルにこだわりの強い技術・知識を有する人とでも言うべき人物のことを指すようだ。

 小鳥遊(たかなし)警察署に勤務する鑑識官の西条唯(松岡)は、優れた記憶力を持ち、物事の細部を即座に把握できる、高い証拠分析能力の持ち主。産業医の吉良ます美(田中みな実)は、心理分析のプロフェッショナル。交通課の基山伊織(滝沢カレン)は地図オタクで、地域の地理と情報がすべてインプットされている。

 この3人のモットーは“定時で帰ること”。そして、行きつけの居酒屋でおしゃべりを楽しむ。時には、彼女たちの何気ない会話が、難事件を解決するきっかけとなるのだ。

 視聴者の感想としては「ミステリー要素がよければ見続けたいと思ってたけど、微妙過ぎる…」「松岡さんの無駄遣い。離脱いたします」「来週は、見なくて良いかなぁ」など、意欲的な仕立てのドラマなこともあってなのか、まだ、芳しくないものが目立つ。

「脱落者がいる中で、“見続ける” という人の共通点は、白洲迅演じる安達順平の存在。安達は、西条(松岡)の隣に越してきた独身と思われる人なのですが、妙に馴れ馴れしいキャラなのに、今のところ職業は明かされていません。しかも、パソコンの配線もできないポンコツな面もある。ゆえに『白洲迅の意図が分かるまでは見たい』『足立が何者なのかわかるまでは見続ける』など、のコメントもありました」(テレビ誌ライター)

 1話完結の今作。事件と謎解きの面白さが視聴者獲得のカギとなるようだ。