柳楽優弥&堤幸彦監督「プチョン国際ファンタスティック映画祭」レッドカーペットに登場
![映画『夏目アラタの結婚』を携え、「第28回プチョン国際ファンタスティック映画祭」に参加した柳楽優弥と堤幸彦監督](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/8/6/86c04_760_2334915_20240705_093448_size640wh_20843590-m.jpg)
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同映画祭は、1997年に始まり、毎年世界中から集められた、SF、ファンタジー、ホラー、アクション、サスペンスなど、個性的なジャンルの作品約300作品が11日間にわたって上映される(7月14日まで)。
日本中を震撼させた連続殺人事件の遺族から相談を受け死刑囚に会いに行く元ヤンキーで児童相談所の職員である主人公・夏目アラタ役を柳楽。物語の鍵を握る“品川ピエロ”の異名をもつ連続殺人犯にして死刑囚の品川真珠役を黒島結菜が演じた。
柳楽は2004年、14歳の時に映画『誰も知らない』で釜山映画祭に参加して以来、4回目の訪韓。昨年の『ガンニバル』(ディズニープラス)でアジアエクセレンスアワードを受賞した際に参加した「アジアコンテンツ&グローバルOTTアワード」から約1年ぶりとなる。
レッドカーペットに先立って、ソウル市内と映画祭の会場となるプチョン市内を散策するなど、久しぶりの韓国の空気を感じた柳楽は「韓国に来たのは4度目になるんですがプチョン国際映画祭は初めてなのでどんな映画祭になるか楽しみです!」と期待に胸を膨らませていた。
レッドカーペットには、柳楽は黒の正装、堤監督はネイビーの正装で臨んだ。韓国の映画ファンが集まった熱気あふれるレッドカーペットで柳楽は「来れてうれしいです」と熱い気持ちを語っていた。大きな拍手と歓声に包まれた2人はレッドカーペットを終えて「あっという間でしたね。でも映画が盛り上がっている場所なんだなというのを改めて感じました。想像以上ににぎやかな雰囲気だなと思いました」(柳楽)、「温かい人々に守られている映画祭だと実感しました。我々の前にもものすごい数の人たちが歩いてましたし、我々の後にもものすごい有名な方々が歩いていましたから、こんなことは初めてです」(堤監督)と興奮を抑えきれない様子だった。
この日は、全94組のゲストがレッドカーペットを歩き、その中でも、同映画祭の「特別展」の主人公で、“韓国ドラマブーム”を巻き起こすきっかけとなった『愛の不時着』に主演し、韓国を代表する女優ソン・イェジンや、東方神起のメンバーとして世界中のファンを魅了し、以降シンガーソングライターや俳優として活躍するジェジュンも参加し、ファンに写真撮影など熱いファンサービスを繰り広げる場面も。
柳楽は改めて4回目の韓国の映画祭に参加した心境を「日本の外の映画祭に参加させていただいているイメージでしたが、もっと身近なものに変わりました。温かく迎えてくれるキャパシティーを持った人たちが多いんだと改めて感じましたし、だからこそ、また作品を持ってきてチャレンジしたいと思いました」と海外映画祭への強い気持ちを語った。
同映画祭ではきょう5日に、映画『夏目アラタの結婚』のワールドプレミア上映が行われる。堤監督は「緊張します。でも柳楽さんの顔面芸術をぶつけたいと思います」と意気込み、柳楽は「怖い面もありドキドキしますけど、どんなリアクションになるか興味ありますし、楽しみです」と語っていた。