高橋文哉“ユカちゃん”が『ブルーピリオド』美術室の注目ポイントを紹介「よっ、名MC!」と歓声も
![美術室=映画『ブルーピリオド』(8月9日公開)(C)山口つばさ/講談社 (C)2024映画「ブルーピリオド」製作委員会](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/2/3/23903_760_2334912_20240705_090941_size640wh_55465822-m.jpg)
【動画】高橋文哉“ユカちゃん”の案内で美術室(セット)を公開
本作は、1枚の絵をきっかけに国内最難関の美術大学受験を決意した主人公を中心に、好きなことに真剣に向き合う若者たちの姿を描いた物語。
そんな2人にとって大切な場所である美術室は、元々は何もなかった廃校の教室を美術スタッフが一から作り上げ、まるで本物さながらに仕上げた。映像は高橋がその注目ポイントを紹介する内容となっている。
1つ目のポイントとして、壁や黒板に貼られた「大量の張り紙」、絵を描く上で絶対に欠かせない「筆」、そして美術室でよく見る「大きな木製の机」などを紹介。教室に貼られた大量の張り紙は全てスタッフが手書きで描いたもので、一見使い込まれたように見える筆も、新品をスタッフが「わしゃわしゃ」と揉み込み、まるで何年も使ったかのような質感に作り上げたという。高橋も撮影初日は中古だと思っていたようで、そんな手の込んだスタッフの努力に感心しきり。
さらに、大きな木製の机も実際に使用している物を地方から取り寄せたというが、撮影時に机に落書きがされてあるのを高橋が発見。これはスタッフが描いたものだと思っていた高橋だが、実際は前からあったものだったという。そんな、リアルがギュッと詰め込まれた美術室に、高橋も、「この映画のリアリティを追求するスタッフさんの心がすごく見える美術室」と絶賛している。
次の注目ポイントとして「美術部の2人」を紹介。主人公の矢口八虎を演じた眞栄田と、八虎が憧れる美術部の先輩・森まる役の桜田が登場し、高橋のリポーター姿を見ていた2人は「よっ、名MC!」と盛り上げる。
高橋からリアリティが詰まった美術室の印象を問われた桜田は「本当に自分がこの美術室で学生時代を過ごしているような感覚になった」と撮影を振り返り、眞栄田も「美術室って、けっこうアウェイな雰囲気があるじゃないですか、そのアウェイ感をすごく感じさせてくれた美術室だった」と、最初は美術に興味のなかった八虎が美術室に入った時の、“まだその場所に慣れていない、どこか馴染めない感じ”を、美術室のリアルさが引き出してくれたと話した。
さらに、今回絵を描くシーンを撮影するため、撮影の何ヶ月以上も前から絵の練習をしていたという3人だが、高橋から絵画練習について問われた眞栄田は「絵は得意なほうじゃないんですけど、上手い以上に魅力ってあるんだなと感じました。劇中では、0からのスタートから藝大受験までの(八虎の)成長具合を表現していければ」とアピール。
桜田も「基本練習って一人でやるじゃないですか、でも合同練習で初めて他の皆さんの絵を見て、雰囲気とか個性がすごい豊かだなと思って、改めて奥の深さを感じられた」と、この作品に携わったことで、より深いところで美術の魅力を知ったと語った。
最後に高橋が「美術部メンバーが実際に劇中で絵を描いているシーンもあるので、ぜひ映画館でお確かめください!」と締めくくり、映像は終了する。