扶桑社提供

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「あらゆるパーツの中で、髪ほど女性を変化させるパーツはない」というヘアライターの佐藤友美(さとゆみ)氏。特に40代以降の見た目年齢は髪で決まると言っても過言ではないそう。そこで、さとゆみ氏とMINX ginzaディレクターの八木花子氏による著書『女の年齢は髪で決まる』(扶桑社)から、ほんの少しのテクニックで何歳も若見えする髪の法則をご紹介!第2回は、梅雨時の“アホ毛”対策です。

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手っとり早く、若見えしましょう!

梅雨時期のアホ毛は油分でフタをする

水分の出入りが髪が広がる大きな原因!

髪がまとまらない、広がってしまう、すぐクセが出てしまうなど、問題が起きがちな梅雨の季節。これは湿度の高さが関係しています。湿度が高いと、髪に水分が出入りしやすくなり、そのたびに髪のもともとのクセが出たり、一度スタイリングしたアホ毛がまた出てきてしまったりするのです。

それを防ぐためには、油分を髪に与えて、水分の出入りを防ぐこと。ほかの時期よりもスタイリング剤をたっぷりとつけて。

梅雨時期のヘアケア方法は?

八木:大事なのは髪を乾かすとき! 洗い流さないトリートメントや保湿効果のあるオイルなどをつけてから乾かすこと(A)。

A

さとゆみ:そうすると、髪に水分が出入りしにくくなり、アホ毛が少なくなるんですね。この時期は、髪に油分を与えてフタをするという意識が大事。

八木:髪が乾いたら、ヘアクリームやバームなどのスタイリング剤をつけてください。

さとゆみ:普段このようなスタイリング剤は、毛先にしかつけないことが多いけれども…。

八木:梅雨時期は、スタイリング剤を中間から毛先につけたあと、手に残ったクリームやバームを髪の表面にも薄くつけるのがコツです(B)。

B

さとゆみ:それでもアホ毛が出てしまうという人は…?

八木:梅雨時期のしつこいアホ毛の場合、コームでアホ毛をおさえながら、スプレーをかけるといいでしょう(C)。

C

さとゆみ:1.洗い流さないトリートメント、2.ヘアクリームやバーム、そして仕上げの3.スプレーの3点セットで、がっつり髪にフタをするイメージですね!(D)

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※写真はすべて『女の年齢は髪で決まる』(扶桑社)から引用。

佐藤友美
ヘアライター

八木花子
MINX ginzaディレクター