6月26日、米領北マリアナ諸島・サイパンの連邦裁判所に到着した「ウィキリークス」創設者のジュリアン・アサンジュ被告(中央)=ロイター

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 内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者のジュリアン・アサンジュ被告(52)が26日、米領北マリアナ諸島・サイパンの連邦地裁に出廷し、米国の機密情報を流出させた罪などを認めた。

 AP通信などが報じた。これにより、米国との間の法的争いは決着した。

【写真】ウィキリークス創始者アサンジュ被告、有罪認める合意 機密流出疑い

 裁判官は禁錮5年の量刑を言い渡したが、既に英国で同じ期間にわたって収監されたことを考慮し、アサンジュ被告に対して「自由の身だ」と伝えたという。現地報道によると、アサンジュ被告は26日、出身国のオーストラリアに到着した。