希望が絶望に レヴァンドフスキが負傷したポーランドは団結できるか
![トルコ戦で負傷し座り込むレヴァンドフスキ photo/Getty Images](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/9/0/90fd2_1638_941468aa_2868f2e5-m.jpg)
6月10日にトルコとの試合で負傷退場したFWロベルト・レヴァンドフスキ(35歳)について、ポーランド代表は「大腿二頭筋を断裂したため、大会(EURO)初戦に出場できません」と声明を発表した。
レヴァンドフスキは大会前の『CNN』とのインタビューで「サッカーでは何が起こるか分からない。信念を持たなければならないし、我々には希望がある」と語っていたが、その言葉が絶望に変わってしまった。
レヴァンドフスキはFCバルセロナでプレイする大黒柱だけに、不在は代表チームにとって大打撃だ。
「ドイツでの試合でポーランドにとても近い。ポーランドから多くのファンがこの大会に来るだろうから、とても幸せで毎日を楽しむつもり」と語っていた。ボルシア・ドルトムント、バイエルン・ミュンヘンと長年プロキャリアを過ごしたドイツは、レヴァンドフスキ自身にとっても思い入れのある場所だ。
ポーランドはグループDで6月16日にオランダ、21日にオーストリア、25日にフランスと対戦する。
絶対的エースは精神的ショックから立ち直り、負傷してもなおチームをまとめ上げることができるか。ピッチの外からポーランド代表を率いるキャプテンのリーダーシップに注目だ。