グループCに入ったセルビア代表 photo/Getty Images

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EURO2024が開催されるドイツの警察当局は、6月16日にゲルゼンキルヒェンのアレーナ・アウフシャルケで開催されるグループCのセルビア対イングランドの試合を「リスクが高い」として注意を促している。

セルビアサポーターの中に、ウルトラスと呼ばれる暴力的な一派が最大500人含まれている可能性があるという。

この試合には4万人のイングランドサポーターに対して5000〜8000人のセルビアサポーターが入場すると英紙『Evening Standard』は予想している。

英国警察当局は、かねてより悩まされている過激なフーリガンの国際大会への渡航を禁じており、自国民が国外で暴動を起こさぬように対策を講じている。

セルビアではフーリガンの背後に組織犯罪グループの影があると言われている。クラブレベルでは、マンチェスター・シティとレッドスター・ベオグラードが対戦した際に、シティのファンが襲撃に遭っている。

キックオフは夜9時。試合当日は1000人以上のドイツ警官隊が警備に当たるという。果たして、平穏は保たれるか。