ドジャースが延長11回の死闘の末にヤンキース倒す! 大谷翔平は5打数無安打 山本由伸は白星つかずも7回無失点の好投

写真拡大 (全2枚)

大谷は5打数無安打に終わったが、チームは延長戦でヤンキースを下した(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平は現地時間6月7日(日本時間8日)、敵地でのヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場。5打数無安打に終わったが、チームは延長11回の末に2-1で勝利を収めた。先発の山本由伸は7回106球を投げて2安打無失点と好投したが、勝ちは得られなかった。

【動画】初のヤンキース戦で好投!山本由伸が強力打線を手玉に取る

 大谷が最初の打席に立つと、球場がもの凄いブーイングに包まれた。第1打席は二ゴロに終わり、大きな拍手も湧き起こった。3回の第2打席は初球を打って中直に終わった。5回の第3打席は一ゴロに倒れた。8回の第4打席は左飛に打ち取られた。

 0-0のまま延長10回に突入し、迎えた第5打席は二死一・二塁の場面。一塁への強烈な打球を放ったが一ゴロに終わり、得点を挙げることはできなかった。

 ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』はXで「ショウヘイ・オオタニも今やヤンキースファンからブーイングを受けている。全打席やってみよう、ブルージェイズのファンが彼をブーイングしたとき何が起こったか覚えているかい?」と、投稿していたが、一発とはならなかった。

 大谷は前日のパイレーツ戦では、初回にチャレンジで右直が右前打に判定が覆り、2試合連続安打をマークしたが、今季3度目となる1試合3三振も記録。6打数1安打の成績だった。

 先発の山本由伸が7回まで2安打無失点の好投を続けていたが降板。勝ちをつけることはできなかったが、延長11回タイブレイクで大谷が無死で二塁走者となり、フレディ・フリーマンは四球を選んだ。ウィル・スミスは中飛に倒れたが、一死一・二塁でテオスカー・ヘルナンデスの左翼への2点適時二塁打で2-0とついに均衡を破った。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]