ももクロ・百田夏菜子が考える、現代の「月が綺麗ですね」とは?
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ももいろクローバーZのリアルな姿を配信するテレ朝動画のオリジナル番組『ももクロChan』。
#709は、人気企画「っぽいキング決定戦」をお届け!
◆百田先生の闇が深い『雪国』
「っぽいキング決定戦」は、クイズが苦手なももクロのために、スタッフが考え抜いて生まれた企画だ。問題に対して正答ではなく、あくまでも「一番正解『っぽい』答えを導いた人がキングに輝く」というルールで行われる。
今回挑戦しているのは、百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏とゲスト芸人のオラキオ、お見送り芸人しんいちの5人だ。司会は平成ノブシコブシの徳井健太が務める。
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#707からスタートした今回の「っぽいキング」。現在のところ、しんいちが「2キング」でトップを走っている。ラストとなる今回で、ももクロはしんいちを逆転できるのだろうか!?
前回の最後に出されたのは「川端康成『雪国』の冒頭『国境の長いトンネルを抜けると雪国であった』に続くそれっぽい文章を考えてください」というお題だ。
ちなみに正解は「夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。向側の座席から娘が立って来て、島村の前のガラス窓を落した。雪の冷気が流れこんだ。」という格調高くも、整然とした文章だ。
オラキオとももクロの回答は#708で出そろい、残すはしんいちのみ。#707で「ジョン・レノンっぽいキング」に輝いており、この問題でも見事な回答が期待されるしんいちだが…その回答は、「そこは私が描いた景色だった」というもの。
するとおもむろに画用紙をめくり「一人の子供が話しかけてきた」という一文も出してきた。なぜか紙芝居形式で回答し、ややスベってしまったしんいちだった。
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そしてMCの徳井が「『雪国』っぽいキング」を選び始めるが、選考は難航。
ちなみに、前回披露された百田の回答は「そこはあまりにも真白で,僕の心まで一瞬にして白くなるのが分かった。これは真白になった僕の心がまた黒くなるまでの物語。人は簡単じゃない。そんな誰もが知る深くを一緒にぼうけんしてみましょう。」という力作。
明るいイメージの百田と、「心が黒くなる」というダークな設定のギャップが凄まじいが、それも文学っぽい…?ということで、徳井は、百田を「『雪国』っぽいキング」に認定した。
◆アイドル仕事をしてこなかった、ももクロ
最終問題は「『月が綺麗ですね』っぽいセリフを考えてください」というもの。またまた文学センスが問われる問題だ。
文豪・夏目漱石が「I LOVE YOU」を和訳したら「月が綺麗ですね」となった、という俗説があるのだが…オラキオが「弱くないですか? 女子はそれで『愛してる』と言われてるって察する?」と首をかしげ、しつこく問うと、佐々木は「もう、うるさいよぉ!」と叱るのだった。
ロマンティックなセリフを考えるという、アイドル大喜利っぽい問題だが、ももクロの3人はペンがまったく動かない。百田も「(アイドルっぽい大喜利は)通んなかったね。求められてなかったんですよね」とつぶやく。
しかし、一度思いつくとスラスラとペンが動き、止まらない百田。どんな回答が出るのだろうか。
一方、「っぽいキング」に王手をかけているしんいちは、すぐに書き終える。しかも「僕はできました。これホンマに使ってこうかな」と自信満々だ。
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気になる回答だが、オラキオは「スマホ最新だね」とひと言。
これには一同「ボケました?」と冷たく反応するが、オラキオは「令和で女子が一番アピールしたいのって、いかにスマホがいいかってことじゃないの?」と、おじさん発言で墓穴を掘る。
ためしに佐々木を相手に、このセリフを言ってみること。
オラキオが「スマホ…最新だね」と雰囲気たっぷりに言うと、佐々木はすぐさま「そうそう、最近替えたんだよね。めっちゃ広角で撮れる!」とアンサー。佐々木の見事なアドリブ力のおかげで、スベりかけたオラキオは救われたかたちだ。
そして今度は佐々木の回答をオープン。
そこには「もうおなかいっぱいだよ」という食いしん坊なセリフが…。本人いわく「おなかいっぱい」に入っているネガティブなニュアンスをポジティブに変換したつもりらしい。
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「『おなかいっぱい』はとても幸せなことだし、キミといれば、たとえお金がなくてご飯が満足に食べられなくても、気持ちが幸せだから、おなかいっぱいでいられるよ、ほかに何もいらないよみたいな意味」と力説する佐々木。
しかし、またまたオラキオを相手に寸劇をすることに!
佐々木が「今日は楽しかったね。もうなんかおなかいっぱいだよ」と語りかけると、オラキオはあっけらかんと「めっちゃ食ってたもんね〜!」と返す。
最新のスマホを褒め、おなかいっぱいアピールをする、妙なカップルが生まれただけであった。
◆珍回答続出!「っぽいキング」は誰の手に!?
続いては玉井の回答をオープン。シチュエーションは「一日遊んだあと」で、回答は「足が軽いですね」というもの…。
徳井には「30歳くらい年上の方と遊んだっぽい」と一蹴され、しんいちには「アミノ酸飲んだんか?」とツッコまれるのだった。玉井もオラキオと寸劇をするが、自分のセリフに笑ってしまう。
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そして気になる百田の回答へ。
「僕はたまごのしろみになりたい」と書いたページを読み上げる、ページをめくると…そこには「きみはもちろん、きみだよ」の文字が…これはももクロ全滅の予感だ。
百田の回答の真意は、たまごの黄身であるキミを、白身の僕が包み込みたいということらしいが、これではただのダジャレだ。
ためしにオラキオと寸劇をするも、黄身とキミがごっちゃになってグダグダに。ももクロには、ロマンチックなセリフが作れないことが判明した。
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そして残るは、しんいち。「君がまだ遠いです」という、古きよき鉄道会社か通信会社のキャッチコピーっぽい回答を出した。
この5人の中では、まずまずか…といった雰囲気が流れたが、ここでオラキオが「これはパクリ疑惑ありますよ。有名なRADWIMPSの…」と疑う。
すると、しんいちは「RADWIMPSは…ライブ行ってます…」と告白。
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その結果、「『月が綺麗ですね」っぽいキング」は、なんと該当者なしの「ノーキング」となってしまった! そして映えある、第9代「っぽいキング」に輝いたのは、パクリ疑惑のしんいち。
まさかのしんいちに奪われてしまった「っぽい王冠」。次回、ももクロが王冠を奪取するためには、ロマンティック力を鍛えなければいけないかも!?
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