23-24ドイツ・ブンデスリーガ1部第34節、バイヤー・レバークーゼン対FCアウクスブルク。優勝トロフィーを掲げてチームメートと喜ぶバイヤー・レバークーゼンのヨナタン・ター(中央、2024年5月18日撮影)。(c)INA FASSBENDER / AFP

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【AFP=時事】23-24ドイツ・ブンデスリーガ1部は18日、第34節の試合が行われ、王者バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)は2-1でFCアウクスブルク(FC Augsburg)を下し、リーグ史上初となるシーズン無敗優勝を達成するとともに今季の公式戦無敗記録を51に伸ばした。

 4月に王座を獲得したレバークーゼンはビクター・ボニフェイス(Victor Boniface)とロベルト・アンドリッヒ(Robert Andrich)のゴールで先行すると、その後のアウクスブルクの反撃を1点に抑えた。

 レバークーゼンのシャビ・アロンソ(Xabi Alonso)監督は「これが、ヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)戦でタイトルを獲得した後の目標だった。チームをとても誇りに思うし、とても満足で幸せだ。少しだけ楽しんで、あすはリカバリーだ」と述べた。

 チームは今週、アタランタ(Atalanta)とのヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2023-24)決勝を控えている。

 バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はアンドレイ・クラマリッチ(Andrej Kramaric)にハットトリックを許し、2-4で敗戦。4-0でボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)に勝利したVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)に抜かれ、3位に転落した。

 マティス・テル(Mathys Tel)とアルフォンソ・デービス(Alphonso Davies)のゴールで開始6分までに2点を先行したバイエルンだったが、その2分後に欧州選手権(UEFA Euro 2024)に臨むドイツ代表予備登録メンバーに選出されたマクシミリアン・バイアー(Maximilian Beier)に1点を返されると、後半の残り約20分でクラマリッチに3ゴールを許して逆転負けを喫した。バイエルンがリーグ戦のトップ2を逃したのは2010-11シーズン以来となった。

 ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は退団するマルコ・ロイス(Marco Reus)の1ゴール、1アシストの活躍でダルムシュタット98(SV Darmstadt 98)に4-0で快勝した。

 6月に欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)決勝のレアル・マドリード(Real Madrid)戦を控えるものの、これがホームでの最後の一戦となったロイスは、30分にイアン・マートセン(Ian Maatsen)の先制点をお膳立てすると、38分には直接FKを沈めた。

 下位では、ウニオン・ベルリン(1. FC Union Berlin)が終了間際のゴールでSCフライブルク(SC Freiburg)に2-1で勝利し、VfLボーフム(VfL Bochum)を抜いて15位に浮上して残留を決めた。

 1-4でブレーメンに屈したボーフムは16位に転落し、2部3位フォルトゥナ・デュッセルドルフ(Fortuna Dusseldorf 1895)との昇格・降格プレーオフに回ることが決まった。

【翻訳編集】AFPBB News

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