上田綺世所属のフェイノールト、リヴァプール行き濃厚な現指揮官の後釜に35歳のシャヒン氏が浮上
日本代表FW上田綺世の所属するフェイエノールトだが、現監督のアルネ・スロット監督のリヴァプール行きに備え、早くも新監督探しに尽力しているようだ。
オランダメディア『Voetbal International』によると、フェイエノールトは来季の新監督候補として現在35歳のヌリ・シャヒン氏をリストアップしたとのこと。
トルコ系ドイツ人で元トルコ代表のシャヒン氏は、ボルシア・ドルトムントの下部組織出身であるボルシア・ドルトムントII出身。ドルトムントやレアル・マドリード、リヴァプール、ブレーメンといった数々の欧州ビッグクラブでプレイし、2021年10月に当時所属していたアンタルヤスポルの監督に正式就任する形で現役を引退している。
同メディアによると、フェイエノールトのゼネラル・マネージャー兼テクニカル・ディレクターのデニス・デ・クローゼ氏は「監督というのはクラブで最も重要なポジション。私にとって新監督の任命は単なる業務ではない。今後数週間にわたってじっくりと方向性を定め、クラブと協議する」と監督の重要性を強調するコメントを残している。
今年1月からは、古巣ドルトムントでアシスタントコーチを務めているシャヒン氏。アンタルヤスポルで選手兼任監督として約1年、監督として約1年半と未だ指揮官としての経験は浅いが、来季フェイエノールトで指揮をとることになるのだろうか。次期監督が誰に決まるかは、上田の同クラブでの将来にも大きく影響しそうだ。