FC東京の仲川が数的不利となったシーンを振り返った。写真:鈴木颯太朗

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 FC東京は5月11日、J1第13節で柏レイソルとホームの味の素スタジアムで対戦。3−3のドローに終わり、リーグ戦の連勝は3で止まった。

 FC東京は主導権を握り、前半は3−1と大きくリード。しかし、前半アディショナル45+2分、柏の細谷真大に最終ラインでボールを奪われ、抜け出されそうになる。これにいち早く飛び出したGK波多野豪が、細谷を倒してしまい一発退場となった。

 数的不利となったFC東京は後半、守勢に回る展開が続き、46分と58分に失点。痛み分けで決着し、勝点2を失う結果となった。
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 試合後、仲川輝人は「11人でやっていれば。今日はそこじゃないですか」と一言。続けて、波多野の退場に言及した。

「分からないですけど、豪の判断で行っているので。でも別にあそこで突っ込む必要はなかったと思うし、普通に身体を寄せるというか、ブロックをするだけでも良かったと僕は思う。あそこで1点を取られても、11人で戦えれば良かった。そういう判断じゃないですか。もうちょっと冷静になれば良かった」

 次節は15日に行なわれ、名古屋グランパスのホームに乗り込む。仲川は「11人で戦った時のリズムはこの試合は良かった。そこは継続してやっていきたい」と語った。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)