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『アベンジャーズ』シリーズでおなじみセバスチャン・スタンと、『アイアンクロー』(2023、日2024)のリリー・ジェームズが、新作サイコ・スリラー映画『Let the Evil Go West(原題)』に出演することがわかった。米などが報じている。

スタン&ジェームズが共演するのは、女優パメラ・アンダーソンと「モトリー・クルー」のドラマー、トミー・リーの波瀾万丈な結婚生活を描いたドラマ「パム&トミー」(2022)以来。今回はまったく異なるトーンの作品だが、再び夫婦役を演じるものとみられる。

物語の主人公はひとりの鉄道職員。きわめて不穏な状況下で大金を偶然発見してしまった彼は、恐ろしい幻影や兆候によって狂気へと突き進んでいく。そんななか、彼の妻は、なにか邪悪な存在が家族に取り憑いていると確信し……。

監督は、北欧発の“最狂ヒューマンホラー”映画『胸騒ぎ』を手がけたクリスチャン・ダフドルップ。同作はブラムハウスのもとでされるが、本作では自ら監督を務めてハリウッド進出を果たす。また、脚本は“Xc Vs”という筆名による謎の人物が執筆した。

プロデューサーは『ドリームプラン』(2021)のティム&トレヴァー・ホワイト、『ヴィランズ』(2019)のアラン・マンデルバウムら。また、製作総指揮にはスタン&ジェームズも名を連ねている。カンヌ国際映画祭の期間中、本作の海外配給権がバイヤーに紹介されるということだ。

『サンダーボルツ*(原題)』でに復帰するスタンは、A24製作のサイコ・スリラー『A Different Man(原題)』や、鬼才アリ・アッバシ監督によるドナルド・トランプの伝記映画『The Apprentice(原題)』など、数々の主演作が待機中。また、ジェームズもジョセフ・ゴードン=レヴィット主演の犯罪コメディ『Greedy People(原題)』が10月に米国公開予定だ。

映画『Let the Evil Go West(原題)』の撮影・公開時期は未定。続報が待たれる。

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