東京都品川区の在東京タイ大使館前で、サルを使ったココナツの収穫に抗議する動物愛護団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)」のメンバー(2024年3月27日撮影)。(c)Philip FONG / AFP

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【AFP=時事】動物愛護団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)」は27日、東京都品川区の在東京タイ大使館前で、ブタオザルを使ったココナツ収穫の廃止を求めるデモを行った。

 PETAは、タイ政府がココナツ収穫のために、絶滅の危機にひんするブタオザルに「強制労働」をさせていると主張している。

 デモ参加者は、猿のお面をかぶり白黒のストライプ柄の「囚人服」を着用。鎖で繋がれたブタオザルに扮(ふん)して手押し車でココナツを運ぶパフォーマンスを行った。

 手押し車には「タイ:ココナツ産業の猿労働を廃止せよ」と書かれたカードが張られていた。

【翻訳編集】AFPBB News

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