レンタル先のドルトムントで躍動するマートセン バイエルンがA・デイビスの後釜としてリストアップ
バイエルンは現在チェルシーからドルトムントにレンタル移籍中のDFイアン・マートセンの獲得に興味を持っているようだ。
マートセンは2019年にチェルシーでトップチームデビューを飾ったが、2020-21シーズンにはチャールトン・アスレティック、2021-22シーズンにはコベントリー、そして2022-23シーズンにはバーンリーへとレンタル移籍を繰り返していた。
昨夏にチェルシーに復帰を果たすものの、今季のプレミアリーグでの出場時間は199分と限られており、12試合に出場するもスタメンはわずか1回に留まっていた。そして今冬にはドルトムントに半年間のレンタル移籍を果たしている。
買取オプションはついていないため、ドルトムントは今夏に完全移籍での獲得を目指しているようだが、独『Sky Germany』によると、バイエルンもマートセンを注意深く監視しているという。今夏にレアル・マドリードへ移籍する可能性のあるアルフォンソ・デイビスの後任を探しており、マートセンも候補の最終リストに名を連ねているとのこと。バイエルンはまだ最初の調査を開始したばかりであり、ここからシーズン終盤までの同選手のパフォーマンスを監視するつもりだと、同メディアは伝えている。
マートセンと6月からのチェルシーとの契約には3500万ポンド(約67億円)の契約解除条項があると考えられており、現在のパフォーマンスを考えると十分に払う価値がありそうだ。