ロシア大統領府(クレムリン)のドミトリー・ペスコフ報道官(2024年1月24日撮影)。(c)Mikhail METZEL / POOL / AFP

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【AFP=時事】ロシアは22日、ウクライナに侵攻してから2年以上が経過する中、「戦争状態」にあることを認めた。

 ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)のドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)報道官は22日に公開された政権寄りの新聞のインタビューで、「わが国は戦争状態にある」と述べた。

 政権はこれまで、ウクライナ侵攻を「特別軍事作戦」と表現してきた。

 ペスコフ氏はウクライナ侵攻について、「確かに特別軍事作戦として始まったが、西側諸国がウクライナ側に加わるようになってからは、わが国にとって戦争となった」「法的には今も特別軍事作戦だ。だが事実上、戦争になっている」と述べた。

 ロシアは、西側がウクライナに兵器を供与することで紛争に直接参加していると非難している。

【翻訳編集】AFPBB News

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