サッカーW杯北中米大会アジア2次予選、グループC、韓国対タイ。引き分けで試合を終え、ピッチを後にする韓国の選手(2024年3月21日撮影)。(c)ANTHONY WALLACE / AFP

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【AFP=時事】サッカーW杯北中米大会(2026 World Cup)のアジア2次予選は21日、各地で試合が行われ、グループCの韓国は孫興民(Son Heung-Min、ソン・フンミン)のゴールで先行したものの追いつかれ、タイと1-1で引き分けた。

 ユルゲン・クリンスマン(Juergen Klinsmann)前監督の解任後初めての試合に臨んだ韓国は、主将でイングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)のエースでもある孫が前半に先制点を決めたが、後半にスパナット・ムエンター(Suphanat Mueanta)の同点弾を許した。

 引き分けたものの、3試合で勝ち点を7に伸ばした韓国は、最終予選進出に向けて順調に進んでいる。またタイは、勝ち点4で並ぶ中国を得失点差で抑え2位となった。同日行われた試合で中国は、2点のリードをふいにしてシンガポールと2-2で引き分けた。

 一方で、グループIのオーストラリアは2-0でレバノンを下し、3連勝で勝ち点を9に伸ばしている。

 またグループEのイランはトルクメニスタンに5-0、グループAのカタールはクウェートに3-0、グループGのサウジアラビアはタジキスタンに1-0でそれぞれ勝利。中東の強豪はそろって今予選3連勝を飾っている。

【翻訳編集】AFPBB News

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