街裏ぴんく
"ひとり芸"の面白さ日本一を決めるコンテスト『R-1グランプリ2024』の決勝戦が9日、都内のフジテレビで行われ、街裏ぴんくが22代目チャンピオンに輝いた。

なお、今大会からエントリー資格の変更があり「芸歴10年以内」という3年続いてきた制限が撤廃されていて、過去最多5,457人の参加があった。

▼ 街裏ぴんく


なお、今大会は22回目だが、エントリー資格変更があり「芸歴10年以内」という3年続いてきた制限が撤廃されたからか、過去最多5,457人が応募していた。

芸歴20年目の街裏ぴんくは、1985年2月6日生まれの39歳。優勝会見に臨んだところで「続けるのもセンス。そのセンスがあったかもしれない」と感慨に浸る場面があった。

「早くに売れている人から見たら『20年も売れずに続けているんや』って、思う人もいたかもしれない。そういう人に、引け目を感じながらやってきた部分もあるんですけれど、でも、自分は自分なりにやれることをやってきた。それは、お笑いがやっぱり本当に好きなんで。漫談が本当に大好きなんで、ずっとこれにこだわってきたんです」

「最初に漫才を3年やって、解散してからの17年。長いこと掛かりました」

「ハリウッドザコシショウさんから言われた『続けるのもセンス』という言葉があって、僕は続けられるのだろうか、そのセンスがあるんだろうかと思っていました。今思うと、20年続けてこられたので、そのセンスがあったのかもしれませんね。ずっと続けてこれたので、こうやって夢を掴めた。本当に…本当に…いつ…願いが叶うのか、分からないと思っています」と同じ言葉を繰り返すほど、実感した思いを口にしていた。

優勝を飾った街裏ぴんくには、賞金の500万円。また、副賞として「明治プロビオヨーグルトR-1」1年分と広告出演権が贈られていた。