「こんな辞め方する人は信用できない」元NHK青井アナ、フジ報道番組の抜擢にモヤモヤする理由
4月1日からリニューアルされるフジテレビの夕方帯番組『Live News イット！』。リニューアルに伴い新キャスターに元NHKのさわやか系アナウンサー・青井実が抜擢されたが、世間からは「信用できない」と厳しい声が上がっている。
納得の経歴も世間から疑問の声
青井アナはこれまで『NHKニュース7』や『ニュースウオッチ9』などNHKを代表する報道番組を担当してきた経歴を持つ。今回青井アナが新キャスターとして抜擢された『Live News イット！』は、2019年の放送開始から6年目となるフジテレビの顔的番組だ。これまでの経歴を見ると納得の起用に感じるが、なぜ世間から疑問の声があがっているのだろうか。
「青井は昨年12月、NHKで上司の許可を得ずに親族が経営する企業から役員報酬を受け取っていたとして、兼職を禁止する服務準則に基づいて厳重注意を受けていたことが発覚しました。青井がNHKを退職すると報じられた約1週間後にこの事件が報道されています。退職と注意の関連は明らかにされていませんが、注意を受けた青井が納得いかず即退社したような悪い印象を与えたようです」（芸能ライター）
さらに印象を悪化させる要因となっているのが、青井がキャスターを務めていた『ニュースウオッチ9』の辞め方だった。NHKの発表によると「自らの申し出で1月18日から出演しないことになった」ということだが、番組最終出演の1月17日に本人からの挨拶はなく、「今夜はこれで失礼します」といつもの締めの挨拶だけで放送を終了している。一連の流れにネット上では
《退職のニュースが出た途端に番組に出なくなって不思議だったけど、こういうことだったのね》
《こういう辞め方する人は信用できない》
《好印象な人だっただけに不祥事を起こしたみたいな辞め方で残念》
という声があがっている。
青井アナとは対照的な藤井貴彦アナ
一方で同じ1月に日本テレビの藤井貴彦アナウンサーは、キャスターを務める『news every.』内で退社を報告。心のこもった挨拶に
《なんか感動しちゃいました》
《フリーになっても変わらず応援します！》
と視聴者からの好感度は高く、青井との差が話題となり《青井アナは円満退職じゃないのでは？》《本人申告で出演しなくなって挨拶も無しとか酷いな》という声も続出した。
かつてはさわやか系で評判だった青井。実は高校時代に雑誌で紹介されていたこともあるようで、Xに当時雑誌に掲載された写真が投稿され話題に。コメントには《俳優みたい》という声もあがっていた。
「今となっては《色々あってもうさわやかさも感じない》という声が目立ちます。今回の流れで悪い印象を抱いた人は多く、今までの明るくさわやかなイメージは崩れてしまいました」（前出・芸能ライター）
フジテレビは過去に元NHKアナウンサーの登坂淳一を夕方の報道番組『プライムニュース イブニング』のキャスターとして起用した。しかし登坂が過去のセクハラ疑惑を報じられたことで、番組放送開始前に出演決定を取りやめたこともある。
今回の『Live News イット！』はこのまま突き進んで正解なのだろうか。青井は問題となった役員報酬に関しては全額返金済みとのこと。印象付けてしまった悪いイメージを払拭できるのか、今後に注目していきたい。
