「祖父は撃たれて、祖母は…」。タワマン暮らしの港区女子が全力で守りたい存在:家、ついて行ってイイですか?(明け方)

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2月14日(水)に放送した「家、ついて行ってイイですか?(明け方)」(毎週水曜深夜)では、美人カリスマ美容師のお家について行きました。


東京・青山一丁目駅近くで取材に応じてくれた、仕事帰りの女性。職業は美容師で、トレーニングジムの受付でも働いているそうです。

はっきりとした目鼻立ちのため思わず「日本人ですか?」と訪ねると、「日本人です。これ地毛です」と金髪を指す女性。驚くスタッフに、「嘘です」と大笑い! 実はお父さんがペルー人で、お母さんが日本人とのこと。ちなみに出身地は「兵庫の山奥」。

【動画】家賃30万のタワマンに港区女子がこだわる理由。壮絶な両親の生い立ち

当番組のことは「見たことあるかも」といい、「行きましょう!」と応じてくれたのでタクシー代をお支払いして、お家について行くことに。現在はひとり暮らしのナイリーさん(29歳)。数カ月前まで彼氏と同棲していたそうですが、お別れしたため引っ越してきたそうです。到着すると…


なんとタワマン! 玄関は大理石で、窓からは東京の夜景が一望できます。ちなみに家賃は「全部で30万円」!
キッチンカウンターには、スニーカーのミニチュアがきれいに飾られています。「大好きなんですよ、ミニチュアが」といい、中には日本では入手できず海外から取り寄せたという激レアも!

最近の趣味はポーカーで、知り合いに誘われて大会に出場したことも。巷では"ポーカー女子"が増えているそうで、大会に出たことで「余計ハマりました。これからもっと強くなります」と気合い充分!


港区女子は誕生日プレゼントも規格外!? サイクリングマシンや、約150万円のシャネルのバッグなどをもらったというナイリーさんに思わず質問…「バカなこと聞いていいですか? パパ活ですか?」。ナイリーさんは「パパ活じゃないです! ちゃんと美容師です」と爆笑して許してくれました(笑)。

実はナイリーさん、雑誌やSNSでも注目されているカリスマ美容師。人気ゆえに新規の顧客は受け付けておらず、「ずっと既存のお客様を担当してる」とのこと。


下積み時代は、カリスマ美容師として注目された代表が経営する会社で、アシスタントとして働いていたナイリーさん。通常の業務に加え、代表が仕事をしやすい環境を作ることも大切な仕事だったため、睡眠時間は3〜4時間程度だったといいます。
こうしてがむしゃらに働き、ついに自らもカリスマ美容師に。現在は、SNSで美容について発信するインフルエンサーとしても活躍しています。

家賃については、「給料的に『めっちゃ余裕』とかではない。なりたい自分像を追いかけるために、良い家に住んで頑張ろうと思って」と明かしてくれました。


そんなナイリーさんですが、実はとても家庭的。料理を学ぶ高校に通っていたため、ヘルシーで栄養たっぷりの料理もお手の物。整理しないと落ち着かない性格のため、冷蔵庫の中や掃除道具もきれいに整頓。

「クラブで踊り倒してるとか、料理や掃除ができないイメージを持たれるけど、全部逆。ギャップってやつかな(笑)」とチャーミングに笑います。

しっかり者のナイリーさんは、防災リュックも自ら準備。驚く番組スタッフに「ちゃんと備えてないんですか? そんなんじゃ大切な人を守れないですよ」と諭します。大切な人を守れない…この言葉には、両親へのある想いが。ナイリーさんによると、父方の祖父は銃弾に倒れ、母方の祖母は母親が16歳の時に自殺してしまったそう。


「自分だったら耐えられない。両親は本当に辛いことを乗り越えてきたから、幸せにしたい」と想いがあふれます。

「何不自由なく生んでくれて、20代前半という一番楽しい時期を私につぎ込んでくれて…」と涙ながらに語るナイリーさん。

実家は消して裕福ではありませんでしたが、両親から大きな愛情を受け、「私はこの2人を守っていかなきゃいけない。絶対に良い生活をさせてあげたい」という想いを、小学校の頃から抱いていたそうです。「両親が大好きすぎて、両親の話をするとすぐに泣き出すんですよ」と泣き笑い。
玄関に飾っている宝物を見せてくれました。実家を出る時に両親が持たせてくれたという色紙で、温かい手書きのメッセージが書かれています。

今ではカリスマ美容師としてバリバリ働くナイリーさんですが、両親に現金を送ると嫌がられるため、「地元に帰った時は、コーヒー代から何から何まで全部出します」。先日、父親の誕生日にサプライズ帰省した際には、地元の高級焼き肉店でお祝いしたそうです。


3週間に1回、実家に届くよう、ミネラルウォーターを定期契約。実家までの道のりは階段が多いため、「スーパーで買って、重い物を持って上がらせたくないので」と、自分ができる範囲で精一杯の親孝行をしています。

ご両親にとっては、ナイリーさんはいくつになってもかわいい我が子。誕生日にはお金を振り込んでくれたり、お年玉をくれたりするそうですが、ナイリーさんは「100万円以上の価値があるから使えない」と大切に保管しています。

両親に良い生活をさせてあげたい一心で、がむしゃらに働くナイリーさん。親孝行な港区女子にもらい泣きしそうでした…。次の帰省を楽しみに、お仕事頑張ってくださいね!