《現世界最高のMF》の1人 シティの心臓ロドリが語る自身の強みとは 「私はフットボールを理解しようとする選手だ」
現在のマンチェスター・シティにおいて、絶対に欠かせない選手は世界屈指のチャンスメイカーであるMFケビン・デ・ブライネでも、世界最高のストライカーのFWアーリング・ハーランドでもない。スペイン代表MFロドリ(27)だ。
2019年にアトレティコ・マドリードからやってきたロドリは、シティレジェンドの1人MFフェルナンジーニョの後釜として加入した。しかし、今ではチームにおける影響力はフェルナンジーニョ以上であり、攻守に渡って欠かせない存在となった。
今では世界最高のMFの1人とまで言われるようになったロドリは、『Mirror』のインタビューにて、自身がどのような選手か、そして自身の強みを語った。
「私はフットボールを理解しようとする選手だ。私が持っている最も優れている点の1つは、フットボールを理解する力だ。試合を見ていても、ボールはあまり見ず、ピッチの周りで何が起こっているかに注意を払っているんだ。ミッドフィールダーにとって、それが鍵だと思う」
「私はゴールを決めることが大好きだった。でもその後、チームを動かし、チームのリーダーになり、チームをまとめようとすることがいかに素晴らしいことなのか気づいたんだ。中盤では、どこにいてもすべての一部なんだ。僕にとってはとても美しい場所だったし、そこでプレイしたかったんだ」
自身の強みの1つをサッカーをよく知っていることだと語るロドリ。昔からよく試合について深く考える性格だったようで、それが今では自身の大きな武器の1つになっていると語る。
チームの心臓であり、頭脳であるロドリの存在はシティにとって大きな意味を持つ。デ・ブライネやハーランドといった選手たちが帰ってきたが、シーズン後半戦でロドリをうまく休ませながら離脱させないようにマネジメントすることはシティにとって最大の課題となる。