日本に1−3で敗れたインドネシア代表。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

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[アジアカップ グループステージ第3節]日本 3−1 インドネシア/1月24日/アルトゥマーマ・スタジアム

 日本代表は1月24日、アジアカップのグループステージ第3節でインドネシアと対戦。上田綺世のPKで開始6分に先制すると、52分に上田の2点目、80分に上田のシュートが誘発したオウンゴールで加点し、3−1で快勝を飾った。

 試合後、インドネシアのDFシェイン・パティナマに話を訊くと、「僕たちはうまくやったけど、日本のクオリティは本当に高かった。今大会で優勝する可能性があるチームの一つだと思う。日本に負けるのは恥ではない」とコメントした。
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 オランダ生まれの左SBは「誰もが知っているように、ドウアン(堂安律)は本当に素晴らしかった。組織的な中でクボ(久保建英)とエンドウ(遠藤航)も優れた選手で、キーパーも良かった。まぁ、みんな良い選手だったよ」と感服した様子だった。

「彼らがFIFAランキング17位で、優勝候補のひとつなのは当然だ。だから日本に負けるのは恥じゃない。僕たちはベストを尽くした。競い合い、彼らと戦おうとし、良いものを見せた。彼らに負けても問題ないよ」

 その表情からも、清々しさが感じられた。

取材・文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)