トヨタ新「ヴィッツ」復活!? 丸みボディ採用で「4代目」登場! 3年ぶりに発売していた海外地域とは

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南アフリカで販売されているトヨタ「ヴィッツ」はどんなクルマ

 トヨタは南アフリカでコンパクトカー「ヴィッツ」を販売しています。
 
 2024年現在、ヴィッツは日本で販売されていませんが、一体どのようなクルマなのでしょうか。

南アフリカでトヨタ「ヴィッツ」が復活していた!

 ヴィッツは過去には日本でも販売されていたモデルですが、2020年には販売が終了されて現在では「ヤリス」に世界共通で車名が変更されました。

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 コンパクトカーとして日本でも高い人気を誇っていて、初代は1999年1月にデビューしてから、2代目が2005年、3代目が2010年に登場しましたが、2020年にヴィッツからヤリスのモデルチェンジによりその名が消えることになります。

 しかし、トヨタは2023年1月に南アフリカでヴィッツの車名を復活させます。

 これは同市場で販売されているAセグメントコンパクトカー「アギア」の後継モデルだと説明されました。

 なお新しいヴィッツはスズキ「セレリオ」のOEM車として誕生しました。

 コンパクトカーとして取り扱いしやすいのも特徴として挙げられ、ボディサイズは全長3695mm×全幅1655mm×全高1555mmであり、日本で販売されている車種でいうと「パッソ」と同等サイズです。

 エクステリアに関しては全体的に丸みを帯びてかわいらしい印象を受けますが、曲線にも抑揚をつけて躍動感を感じられます。

 車体の各箇所にはオレンジのアクセントが散りばめられているのも面白い部分といえ、フロント・リア・サイド・ドアミラーなどに配置して遊び心に溢れているのも特徴です。

 また、コンパクトカーでありながら大径のホイールが搭載されているため、スポーティさも合わせ持っています。

 ボディカラーについてはミスティックパールホワイト・アーバンシルバー・ダスクグレー・ジェットブルー・シャドーブラックパールと5種類用意されており、ひとりひとりのライフスタイルや好みに合わせて選択可能です。

 室内に関してはコンパクトカーながら十分な広さが確保されているのも魅力といえ、複数のカップホルダーや大容量295Lの容量を誇るトランクなど収納性能と利便性も高いといえるでしょう。

 パワートレインについては最高出力66馬力・最大トルク89Nmを発揮する1リッター3気筒エンジンを搭載しており、5速MT/5速AMTの組み合わせいます。

 ヴィッツの販売価格についてはMTモデルが18万9900ランド(約137万円)からでATモデルが23万9900ランド(約173)万円からと、国内で展開されているヤリスと同価格帯になります。

 SNS上では南アフリカだけで販売する関係から「日本でも販売すればいいのに」「これは日本で出しても売れそう」など日本での販売を期待している投稿も多いです。

 他に投稿されている内容には「本家のスズキから日本に出してくれないかな」「スズキっぽいと思ったらスズキのOEM」などスズキの雰囲気を敏感に感じ取っている人も一定数います。