スマートフォンや電化製品のメーカーとして知られる中国のXiaomi(小米:シャオミ)が、会社として初となるEV「Speed Ultra 7」を発表しました。

Chinese smartphone company says it wants to build a Porsche challenger | Ars Technica

https://arstechnica.com/cars/2023/12/chinese-smartphone-company-says-it-wants-to-build-a-porsche-challenger/

発表イベントの様子はYouTubeで公開されています。

Xiaomi EV Technology Launch - YouTube

イベントに登壇したXioamiの雷軍(Lei Jun)CEO。



3時間超のイベントは、まるごとEVの発表会です。



Xiaomi(小米)の自動車メーカー部門なので「小米汽車」。



デザイナーはBMWでチーフデザイナーを務めたこともあるクリス・バングル氏。



イベントの終盤には会場に「Speed Ultra 7」の実車が登場しました。



雷CEOはイベントの中で「車を作りたいだけなら、300人から400人の人員とだいたい10億元(約200億円)、あとはベンチマークになる車を見つけて、リバースエンジニアリングするだけで実現します。ただ、いい車を作るのはとても難しいです」と言及。

その上で作ったのが高級EV「Speed Ultra 7」ということで、「ポルシェやテスラに匹敵するような夢の車を作りたい」と語った雷CEOは、今後20年以内にXiaomiをトップ5の自動車メーカーに育て上げたいという夢を明らかにしました。

なお、販売価格はまだ不明。また、製造自体をXiaomiが行っているわけではなく、北京汽車による委託生産だとのことです。