女優の上戸彩が、ファッションメディア「FASHIONSNAP.COM」の特集「FashionStory」に登場している。撮影場所は、東京・JPタワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」。当日現場を取材すると、その神秘的な空間の中で圧倒的な輝きを放つ上戸の姿に、撮影を見守るスタッフも思わず感嘆の声を漏らしていた。

上戸彩

○上戸彩、展示物に興味津々

上戸は同特集3度目の登場で、第3子出産後初のファッションシューティングに。今回は、「ディオール(DIOR)」2024年クルーズコレクション、「プラダ(PRADA)」2023年ホリデーコレクション、「ザ・ロウ(THE ROW)」2023年ウィンターコレクションという3つのブランドをまとったビジュアルを披露している。

撮影の舞台となったのは、「インターメディアテク」。東京大学が1877年の開学以来蓄積してきた学術標本が常設展示されており、その貴重な品々に上戸も興味津々。撮影の合間に、約350点にも及ぶ鳥類本剥製コレクションや、迫力ある大型骨格標本などをまじまじと見つめ、目を輝かせる姿が印象的だった。

そして、撮影に入ると、それぞれ趣の異なるシチュエーションにスッと溶け込み、しなやかにポージングを決めていく上戸。カメラマンが自身の頭の中で思い描く構図を再現すべく、イメージを伝えると、そのニュアンスをすぐに汲み取ってみせる。数々の展示物や調度品が並ぶ神秘的な空間の中で圧倒的な輝きを放つ上戸の姿に、撮影を見守るスタッフたちから「きれい」「美しい」という感嘆の声が漏れ出る場面が何度も見られた。

繊細なレースや刺繍が目を引くベスト、たっぷりとプリーツが施されたスカート、彫刻のようなフォルムのオーガンジードレスなど、細部まで行き届いたこだわりに心が躍るアイテム。それらを華麗に着こなす上戸の姿はもちろん、誰もいない静まり返った博物館に迷い込んでしまったような非日常感も味わえるファッションストーリーに仕上がっている。











(C)TOKI (FASHIONSNAP)