エンダースキーマーの2024年冬春コレクション

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「エンダースキーマ(Hender Scheme)」が、新作の2024年冬春コレクションを発表した。12月2日から、直営店であるスキマ各店舗と全国のエンダースキーマ取り扱い店舗で順次販売する。

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 新作コレクションは、バックグラウンドやルーツの異なる要素やアイデアを混在させることや、定番品を見直しアップデートすることにより、過去の焼き増しとは異なる既視感と未視感が共存するシューズやバッグ、小物などのレザープロダクトを展開。シューズコレクションでは、ドレスシューズとスケートシューズを融合した「エスビーディー(SBD)」(2色展開、7万5900円)や、ローファーとミュールのディテールを取り入れた「モーガン(morgan)」(2色展開、5万2800円)、ウェットスーツに用いるクロロプレンゴムとレザーの切り替えによってフィット感の向上と視覚的な新しさを実現した「スピーシーズ(species)」(3色展開、6万500円)、アッパーのレザーに編み込みを施したマッケイ製法のスリッポン「リビドー(libido)」(2色展開、6万1600円)など、計13型をラインナップする。

 バッグや小物のコレクションは、従来よりも多彩なマテリアルやカラーバリエーションを取り入れたアイテムを用意。イタリアの老舗タンナーによるカウレザーを使用したシリーズ「リーショ(liscio)」からは、開くと1枚の革になるシンプルな構造の「トライアングル コインケース(triangle coin case)」(3色展開、1万1000円)などが新作として登場するほか、新シリーズ「エイティピカル(atypical)」では、厚みとハリを持たせつつ革らしい風合いを残したオリジナルのカウレザーを用いた、多様なフォルムとサイズのバッグ計9型(2万8600〜5万2800円)を揃える。シーズンごとに素材を再解釈して提案する「ファブリック(fabric)」シリーズでは、シャトル織機で織ったクラシックなデニム生地を採用した、和装のあずま袋から着想を得たバッグ(2万3100〜3万3000円)やバケットハット(1万5400円)など計6型をラインナップ。また、定番の「ツイストバックルバッグ(twist buckle bag)」と新型の「ツイストバックルトートバッグ(twist buckle tote bag)」は、従来のスムースレザーから表情豊かなエンボス加工のカウレザーに刷新したほか、表面に白く浮かぶブルームが特徴の「フロスト(frost)」シリーズには、新色のグリーンを加えた。そのほか、手編みのレザーコードが特徴の「ニッティドバングル(knitted bangle)」(1万6500〜2万6400円)や、全てカウレザー製の遊び心溢れる「レザータワーゲーム(leather tower game)」(14万3000円)など、実験的なプロダクトも展開する。

 また、2024年冬春シーズンに、直営店のスキマ各店舗および公式オンラインストアのみで取り扱う限定ライン「スキマ プロダクツ(sukima products)」が始動。エンダースキーマのインラインコレクションからプロダクトをピックアップし、カラーリングやマテリアルを再解釈したアイテムを提案していくといい、ファーストコレクションでは、「ブラック/ホワイト(black/white)」をテーマカラーにアレンジした、定番や新作モデルからセレクトしたシューズ(3万9600〜6万500円)やウォレット(1万7600〜3万7400円)、キャップ(1万7600円/全て税込)など、計6型を用意する。同ラインは、12月2日から順次販売を予定している。

■エンダースキーマ:公式オンラインストア