モバイル性と生産性を両立、NECPCが大学生をターゲットにしたノートPCを発表
NECパーソナルコンピュータ(NECPC)は11月21日、個人向けのモバイルノートPC4モデルを発表。12月初旬から順次出荷を開始します。ラインアップと市場想定価格は下記のとおりです。
製品名/市場想定価格(税込)/出荷開始予定
LAVIE NEXTREME Carbon/26万3780円前後〜/2024年1月18日予定
LAVIE N14 Slim/16万4780円前後〜/2023年12月7日予定
LAVIE N13 Slim/21万9780円前後〜/2024年1月18日予定
LAVIE N13/20万3280円前後/2023年12月7日予定
製品はいずれも大学生やフレッシャーズに適したとうたうモデル。NECPCによると、いまの大学生がノートPCに求めるのは「コンパクトなサイズ」「軽量」「デザイン」だそうです。加えて、最近では「オンラインコミュニケーション」「バッテリー駆動時間」を気にする学生も増えているとのこと。
そのなかで、LAVIEのモバイルノートは「毎日持ち運べるモバイル性」と「高い生産性」を兼ね備えているとしています。
LAVIE NEXTREME Carbonは、プレミアムモバイルノートPCに位置づけられるモデル。1kg以下の軽量さと、カーボンボディによる堅牢性を両立させています。また、ディスプレイは14インチで、アスペクト比は16:10。解像度は1920×1200ドット(WUXGA)となっています。
バッテリー駆動時間はアイドル時で約22.6時間(JEITA 3.0)。加えて、バッテリーの持ちを延ばすために「ロングバッテリーモード」「80%充電」「スマートスタンバイ」機能を搭載しました。
ロングバッテリーモードは、ディスプレイの輝度を下げるほか、Web会議中にバックグラウンドで動いているアプリの処理を抑えることでバッテリー消費を抑制する機能です。80%充電は、ACアダプターに繋ぎっぱなしにしても充電の上限を制限することで、バッテリーへの負荷を軽減します。スマートスタンバイは、夜間などでスリープ時にメッセージの受信などをしているモダンスタンバイ時から自動で休止状態にする機能。これにより夜間のバッテリー消費を抑えることが可能です。
また、オンラインミーティング機能も強化しています。従来モデルでも搭載しているヤマハ製のAudio Engineに、「ノイズ抑制レベル調整」と「マイクテスト」が追加。ノイズ抑制はたとえば周囲の雑音が少なければ、声を拾う範囲を広げるよう抑制レベルを下げるなどが可能で、マイクテストは相手にどう聞こえるか事前に確認ができます。
LAVIE NEXTREME Carbonのラインアップは上位モデルの「XC750/HAシリーズ」と「XC550/HAシリーズ」を用意しています。それぞれのスペックは下記のとおりです。
LAVIE N14 Slimは、コスパに優れたとうたうモデル。CPUにAMDのノートPC向けプロセッサーを採用することなどで価格を抑えています。また、「ロングバッテリーモード」「80%充電」「スマートスタンバイ」機能も搭載しています。
さらに、現行のLAVIE N14からコンパクトになっており、奥行きは約11mm、薄さは約2.8mm短くなっているうえに、重さも約250g減っています。ディスプレイは14インチで、アスペクト比は16:9、解像度はフルHDとなっています。
ラインアップは「N1475/Hシリーズ」と「N1455/Hシリーズ」をそろえています。それぞれのスペックは下記のとおりです。
LAVIE N13 Slimは長時間駆動のバッテリーを搭載した、13.3インチのモデル。バッテリーはアイドル時で約20.4時間(JEITA 3.0)持続します。
ディスプレイはアスペクト比16:10を採用。また画面にフルフラットガラスを使用したことで、より鮮明になったといいます。
ラインアップは2モデル展開。LAVIE N13とまとめて、それぞれのスペックは下記のとおりです。